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■ 牽引免許取得記 ■
トレーラーの購入が決まったら、必要なのはランクルの改造と牽引免許。(25fのAIRSTREAMは総重量が2.7t以上あるため、当然の事ながら普通免許のみでは牽けません)
幸いなことに前オーナーさんとヘット車が同じ型式だったため、最低限必要な部品は皆譲って頂くことができたので、ランクルの改造は結構簡単に終える事ができた。
免許は試験場で一発試験を受けるか教習所へ通うしかない。何日も休暇は取れないので、迷わず教習所へ通うことにした。



牽引免許取得については、web検索するとその体験記が数多くhitするので予備知識としてざーっとチェックしていたが、私の通った教習所はチョット変わっていたようだ。
牽引教習は全部で12時間、実技のみで学科は無し。一応2段階に分かれているようだが、教習中に「今日は1段階の見極め」と言われなかったし、牽引の場合教習生用の教習手帳が無いので気分的には1段階が12時間という感じでした。

教習車両は初年度登録からか軽〜く20年はたっていると思われる日野のトラック。当然の事ながらエアコン・パワステは付いていない。
メインキーを捻ってエンジンを始動するが、エンジンを止めるためには座席シート脇のレバーを引かなければならない(キーを捻っても止まらない)。耕耘機と同じ機構である。おまけにウインカーレバーが左側で、ワイパースイッチはダッシュボード。。。ウーン、時代を感じる。
教官自ら骨董品だからと笑い飛ばす代物です。(ちなみに構内専用車のためナンバーも無い)

教習1時間目
いきなり運転席に乗るように言われ、コース外の広い場所へ移動。後はひたすら直線バックの練習のみ。
重いステアリングを1時間回し続けたら腕がパンパンでした。
この日教官が発した言葉は「トレーラーを振らないようにすれば、そんなにハンドル回さなくても良くなるよ!」です。
分かっているけどできないんです!

教習2時間目
コース外の広いところで右バックの練習のみ。
角度を維持しろとか、「折れ」とか、「伸ばせ」とか。。。言われることの意味がよく分からないが何とかクリア。
今日も両腕がパンパン!

教習3・4時間目
今日は2コマ連続して教習を受ける。
始まるやいなや、教官に「今日は2時間だからゆっくり休みながらやりましょう」と告げられる。
最初の1コマ目は、またしても右バックのみ。腕はパンパン、汗だくで終了。
次のコマは左バックの練習。途中、休憩の意味もこめてコースに出る。
何となくトレーラの挙動にもなれてきて、むやみにハンドルを回さなくても良くなってきた。

教習5〜11時間目
この7時間は、コースに出て方向転換(いわゆる車庫入れ)を重点的に練習。というよりも、1コマの途中と最後にコースをまわるくらいで、ほとんど方向転換のみ。
バックしながら頭の中が混乱する事もしばしばだが、「折れ」とか「伸ばせ」という意味がようやく分かってきた。

教習12時間目
通常は2段階の見極めなのだろうけど、卒業検定対策と言うことで、教官の指示に従ってコース内をまわり1時間終了。
終わったところで、受付に行って卒検受験手続きするように言われめでたく2段階終了!

卒業検定
本日の検定は普通1人、大型3人、大特2人、牽引1人、普通二輪2人。
検定の範囲や注意事項等ひととおりの説明を受けて、いよいよ検定開始。牽引は、大特の2人が終わってからなのでチョット待ち時間があった。
私の懸案は、
1.シートベルトを忘れないこと。(教習車両に2点式のベルトが付いているが、教習中に一度も使用しなかった(汗))
2.S字(S字とクランクはほとんど練習していない)
3.外周で40km/h出すこと。(オンボロカーのため直線手前からフル加速しないと40km/h出ない。というか練習で40km/h出したことがない)
である。
検定が始まると結構思い通りに運転できたが、油断してたら最後にS字で脱輪しそうになった。あわてて修正してどうにか通過。
終了時の下車前に教官から感想を聞かれ、「S字で駄目かと思いました(汗)」と答えると、「もう少しで駄目だったよ。まぁ、これに懲りずに今度は大型も挑戦してください!」だって。
ということで、めでたく合格しました♪


要した日数:21日
教習料金:138,000円



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